「素直さ」と「誠実さ」が経営者を成長させる
●仕事の質に「素直さ」と「誠実さ」があらわれる
サロン経営の世界では、
同じように学び、努力しているように見えても、
成長のスピードが違う人がいます。
その違いは、特別な才能やセンスではなく、
日々の仕事への向き合い方のなかに
あらわれているのかもしれません。
伸びていく人には、ある共通点があります。
それは、教わったことを素直に受けとめ、
そのまま行動に移していく姿勢です。
サロンのレベルを高めたい人、事業を広げたい人、
人を雇って組織をつくりたいと考えている人。
そうした目標を持つのであれば、
まず大切なことは誠実さではないでしょうか。
仕事の質を高めようとするほど、
人としての在り方も問われる場面が増えていきます。
うまくいっているときは流れに乗りやすく、
そのまま前に進めるものです。
でも、思うようにいかないときには、
その人の「心のあり方」が試されるような出来事も起こります。
そんなときこそ、
素直さや誠実さが問われるのかもしれません。

●自分のなかにある感情と向き合う
あなたは、自分のなかにある少し複雑な感情を、
どれくらい受けとめられているでしょうか。
人と自分を比べてしまったり、
「こんなにがんばっているのだから認めてほしい」
と思ったり、本当は人の成功を応援したいのに、
素直にそう思えないこともあるかもしれません。
誰の心にも、
そうしたドロドロした感情が生まれる瞬間はあるものです。
大切なのは、それらを無理に否定することではなく、
「これも自分の一部なのだ」
と受けとめていく姿勢ではないでしょうか。
自分の感情に向き合う責任を持てる人ほど、
少しずつ成長していくように感じます。
もちろん、スキルを学んだり、
新しい挑戦をしたりすることも必要です。
ただ、最終的に支えになるのは、
やはり素直さと誠実さなのかもしれません。
もし感情に向き合わないままでいると、
人や状況が変わるだけで、
似たような出来事が繰り返されてしまうこともあります。
●経営者として心を整えていく
人は、順調なときよりも、
うまくいかないときのほうが、
その人の本音があらわれやすいものです。
サロンオーナーとして経営を続けていくために、
技術だけでなく、自分の心を磨いていくことも必要になります。
そのために、お金の流れをクリアにしておくことや、
日頃から心の状態を整えておくことも欠かせません。
心が乱れていると、判断を誤ってしまう場面もあるからです。
経営者は、未来を見据えながら
意思決定を重ねていく立場にあります。
だからこそ、
できるだけ平常心で物事を見る姿勢が理想的です。
成長の早い人ほど、
こうした在り方を自然と身につけているように感じます。
自分と向き合い、素直さと誠実さを大切にする人こそ、
長く信頼される経営を続けていけるのです。


