クレーム対応こそ、信頼関係を深める機会に変えていく
●クレーム対応では、まずお客様の声を受けとめる
クレームをいただいたときこそ、
信頼を守るための対応が求められます。
その際に大切なのは、どのような内容であっても、
まずお客様のお話を最後まで伺うことです。
途中で説明や反論をするのではなく、
まずはお気持ちを受けとめる。
そうすることで、お客様の気持ちが
落ち着いてくることも少なくありません。
十分にお話を伺ったうえで、
サロンとしての考えや状況を
丁寧にお伝えしていきましょう。
たとえば、
長く通ってくださっているお客様からのクレームであれば、
「今回だけ特別に」
と、施術を1回分追加でご提供することもあります。
この場合、値引きをするよりも、
プレゼントやサービスをお渡しするほうが
喜んでいただけることもあります。
目に見える形でお返しすることで、
お客様にも特別感を感じていただきやすくなるでしょう。
そのほかにも、
・スタッフへのご意見であれば担当者を変更する
・解約や返金のご希望があれば、まず理由を伺い、
ルールや法律に沿って速やかに対応する
といった姿勢が大切です。
感情的にならず、冷静に対応すること。
その積み重ねが、サロンへの信頼を
守ることにつながっていきます。

●紹介したくなる関係を育てていく
ブライダル専門のサロンでは、
当初の説明を大きく超える提案を受けたという話を
耳にすることがあります。
売上目標や予算を重視するあまり、
お客様の希望よりもサロン側の都合が
前面に出てしまうこともあるのでしょう。
だからこそ大切なのは、
お客様との会話を重ねながら、
その方に合った提案をしていくことです。
無理に契約をすすめたり、
必要以上の提案をしたりすると、
信頼関係は築きにくくなってしまいます。
一方で、
お客様の気持ちに寄り添いながら
誠実に対応していると、
クレームをきっかけに関係が深まることもあります。
最初は不満や不安を抱えていたお客様が、対応に納得し、
かえって信頼してくださるケースも少なくありません。
サロンに通っていただき、
リピーターになっていただく。
そして、やがて大切な方を
ご紹介いただける関係へと育てていく。
そのためにも、日々の接客だけでなく、
クレーム対応の場面でも誠実な姿勢を
大切にしたいものですね。


