なぜ、長く通い続けてくださるお客様が生まれるのか?
●契約を起点に深い関係性を築いていく
「なかなか予約につながらない」
そのような悩みを感じているオーナーも
いらっしゃるのではないでしょうか。
こういった背景には、お客様と中長期の目標を共有し、
二人三脚の関係を築けていないことがあるのかもしれません。
人との関わりのなかで生まれるぬくもりや、
感情のともなったつながりを大切にしていきたいところです。
初回のご案内では、3ヵ月ほどの目標を丁寧に共有しておく。
そうすることで、
サロン側が提案するタイミングでご来店いただく意味や
メリットも伝わりやすくなります。
理想の状態を一緒につくっていくような関係を築くうえで、
最初の3ヵ月はとても重要な期間です。
この時期には、満足感に加えて、
次につながる楽しみもお渡ししていくことが欠かせません。
すべてを一度に伝えるのではなく、
「次回もう少し詳しくお話ししますね」
と余白を残すことで、来店への期待が生まれやすくなります。
エステの施術は流れが一定になりやすく、
結果が出ていても新鮮さを感じにくくなることがあるものです。
だからこそ、お客様を飽きさせないように、
小さな工夫の積み重ねがリピートにつながります。

●関係を育ててリピートにつなげる
契約はひとつの区切りでありながら、
関係づくりのスタートでもあります。
その後どのような関わりを積み重ねていくかによって、
リピートにつながるかどうかも変わってくるのです。
リピーターの存在は、
サロン経営の安定を支える大きな柱になります。
結果を出すことに加えて、お客様の気持ちが
前向きになる要素を知っていくことが不可欠です。
たとえば、
何気ない会話のなかで伺った好みを覚えておき、
次回にさりげなくご用意することもあります。
そうした心配りが、
「また来たい」という気持ちを育てていくでしょう。
施術の完成度を求めるだけなら、機械でもできてしまいます。
技術の向上も踏まえたうえで、
人と人との関係性を深めていく視点を、
サロン全体で持っておきたいところです。
●お客様から学ぶ姿勢が、関係をさらに深める
もし最近、思うように結果が出ていないと感じる場合には、
日々の関わり方を振り返ってみることもひとつです。
一方的に話してしまっていないか、
慣れから気のゆるみが出ていないか。
小さな変化が積み重なっている可能性もあります。
予約のご案内やご連絡が十分でなかったり、
約束が守られていなかったりすると、
「言っていることと行動が違う」
と受け取られてしまいがちです。
多くのお客様は、
感じた違和感を言わずに離れていってしまいます。
だからこそ、率直に意見を伝えてくださるお客様は、
貴重な存在といえるでしょう。
細かなご指摘を受けると、
戸惑いや苦手意識を感じることもあるかもしれません。
ただ、それは期待を持ってくださっているからこその
声とも受け取れます。
自分では気づきにくい改善点を
教えてくださる存在として受けとめ、
サービスの質を高めていくことで、
より深い信頼関係を築いていけるようになります。


